ゆるゆるいこう♪

数年前、えねーちけーの絵画を紹介するテレビ番組で、アルノルト・ベックリンという画家の作品を知った。代表作である「死の島」という絵を見て、ものすごい衝撃を受けた。たぶん今のところ、これが一番好きな絵じゃなかろうか・・・って思ってる。


とは言いながら（おい！）、しばらくこの絵の存在を自分の心は忘れてたんですが、震災後から続いている、どうにもならないざわざわした気持。そんな中、ふと絵の存在を思い出し、今の気持で改めて見てみると・・・なんともいえないざわざわした気持がスーッと静まってきた。



死は究極の「静」で、だから落ち着くのかもしれませんが、再び生まれいずる生命が同時に存在していて欲しいと強く願うようになりました。こんな気持で仕上げたのが、先日の「そして　また　生まれいずる」という絵。作業場の環境を整えたら、今度はキャンバスにアクリル絵具で描こうと思う。




失った生命を偲ぶだけじゃなく、再生を願う気持を大切に育てたい。

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